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25周年記念式典 代表挨拶

2016年1月29日

25周年記念式典には、寒い中、そして、年始のご多忙の時期にもかかわらず、相模原市長加山俊夫さま、相模原市議会 議長 阿部よしひろさま、相模原商工会議所 会頭 杉岡芳樹さまをはじめ多くの御来賓の皆様にご臨席を賜りました。かくも盛大にウイッツコミュニティの25周年記念式典、祝賀会を開催させて頂きますこと、心から感謝申し上げます。
振り返ってみますと、25年間、本当にあっという間でございました。
25年前の平成2年8月1日。
新車のにおいのプンプンする日産のラルゴに、新品のモップや真新しい清掃道具を詰め込んで、最初に清掃の現場に向かったのは横浜の十日市場にあった日産プリンスのショールームでした。
大学生だった私は、それこそ一抹の不安を抱くこともなく、こういうところが「計画性が全く乏しい」といわれるところなのですが、それこそ、「わくわく」から始まる起業となりました。
まともに飯が食べられるように成長するまでには、たくさんの紆余曲折がございました。
起業して3年目の冬に、一か月の売り上げがやっと200万円を超えた頃、自分の管理不足から、7割近い売り上げを失ったことがありました。
当時の社員は、私を含めて3人です。その中の一人が、実弟ではありますが、経営者としてはすでに私の力量を上回り、地域活動などにも積極的に参画するグループ会社アポコミの柴田輝隆社長です。
その社員3人と淵野辺の駅前にあった日の当たらないアパートの一室で「もう会社を辞めてしまおうかと思う」と告げた事をよく覚えています。
その時に、当時の輝隆社長、木尾貴裕くんという社員が、「このままで終わるのは悔しい、何でもやるからもうひと頑張りしてみよう」と声を掛けてくれたことは今でも忘れません。あの一言がなかったら、間違いなく今日の日は迎えられておりません。
じつは、こんなエピソードと同じような現場や経営の危機は今まで何回もありました。
そのたびに救ってくれる方々が、本日お越しいただいている皆様です。皆様のお力添えのおかげで、本年、25年の節目の年を迎えることが出来ました。
 本日お越しの山田商興の山田社長は、まだ起業一年目でポツンと得意先の忘年会に参加している僕に声をかけてくれました「若いんだから、頑張れよ!」
 ウイッツとの合併でどのように進めるべきか悩んでいるときに、当社の顧問でもあり、JCの先輩でもある伊藤信吾先輩と井口学先輩は、「俺たちが必ずいい形にしてやる、一緒に考えよう」と言っていただきました。
 創業時からの得意先であった㈱べスパーの関根社長からは「柴田、商売やっていくなら、義理だけは絶対に欠くな」と教えていただき、 公私ともにお世話になり勉強をさせてもらったJCの仲間、PTAの仲間たちからは地域根ざした企業の在り方を学び、また、まちや地域の「大人の背中」の在り方を教えてもらいました。
過日かくも多くの方々にご臨席賜り、このような会が開催できましたのも、いつも手厚く支援を頂いた金融機関の皆様、そして、行政、商工関係団体の皆様の温かいご指導、そしてなにより、長年に亘りお支え続けて頂いたパートナー企業の皆様のお力添えの賜物であると、改めて感謝の念に堪えません。
ウイッツは、これから30年目に向けて大きな変革を遂げていかなくてはなりません。
すでにマンションの管理や建物の管理は、いわゆる「フロント商材」となりつつあり、価格競争は、激化の一途をたどっております。
このような市場環境の中、ウイッツが30年目、40年目を迎えるためには、常に時代のニーズを先取りし、変化に挑戦しつづる企業風土の構築が重要になってきます。
そして、そのような企業風土、ウイッツの文化を創っていけるのは、本日も皆様の席に同席させてもらっておりますウイッツの「スタッフ一人一人」にしか創る事しかできません。
私たち経営陣がこれからも、そして未来永劫に取り組み続けなくてはいけないことは、
「ひとづくり」であり、その継続的な挑戦によって、いつの日か「人財のウイッツ」と呼ばれることを夢見るしだいです。
そして、その「人財」とは、仕事の能力が高く、営業力のある人ではありません。頭のいい人でもありません。
なにより、お客様の困った!を最速で解決する事を「自身の使命」と捉え、情熱をもって対応し、お客様の「助かったよ」「ありがとう」の言葉を最大のやりがいと、更なる成長の糧とできる「人財」。
そして自分たちで考え、決断し、行動できる「自立した企業人」であり、仕事、社業を通して地域に貢献できる、そんな「人財」です。
そんな人財の育成、人づくりに挑戦し続ける事、これこそがフロント商材化が進む管理業界にとって、「ウイッツらしい」差別化、「ウイッツらしい」ブランディングになると、信じてやみません。
更にウイッツは26期目に入る来期、相模原町田エリアで、新しい取組、新しいサービス展開に挑戦する予定です。
「面倒見サービス」という仮の名前で提供をいたしますが、簡単に説明しますと、ウイッツの巡回、点検を行うスタッフが、巡回清掃と巡回型の管理人を兼ね、さらには「駆けつけサービス」や高齢者の「見守りサービス」なども併せ持ったようなサービスになる予定です。
これによって、マンションの共用部に限らず、家の中、専有部の「困った」にも対応しながら、その発展系として独居高齢者に対するサービス、や現在大きな課題になっている空家の管理、さらには、マンションビルの枠を超えて、一戸建住宅てに対するサービスまで見据え、展開をしてまいります。
ぜひ30年目を迎えるころのウイッツにご期待ください、
そして、お越しいただいた御来賓のみなさま、ぜひ、25年間お支え頂きましたご厚情と同じく、ウイッツに力を貸してください。
スタッフ、社員のみなさん、皆さんの素晴らしい人生の理想を達成する道具として、ウイッツという組織を活用して、ピカピカと輝く企業人ライフを楽しんでください。

ご臨席いただきました、すべての皆様に感謝を述べても述べても足りるものではございませんが、改めまして、感謝申し上げ、また、これからのウイッツ並びに、後に続く経営陣に、旧に倍してのご支援をお願い申し上げ、代表のあいさつに代えさせて頂きます。

平成28年1月25日 株式会社ウイッツコミュニティ
代表取締役 柴田正隆

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